看護師が退職前・退職後に必要な手続きとは?雇用保険、失業給付、年金、健康保険、税金

看護師が退職前・退職後に必要な手続きとは?雇用保険、失業給付、年金、健康保険、税金

この記事は、下記のような
お悩みを持つ方に寄り添う内容となります。

  • 退職前・退職後の必要な手続きを知りたい!
  • 雇用保険、失業保険に関する手続きを知りたい
  • 転職先が決まっていない際の確認事項を知りたい

いざ退職となるとやるべきことがあるにも関わらず
忙しさのあまり忘れてしまいがちです。

以下に看護師が退職前・退職後に
「やるべきこと」と「やっておいた方がいいこと」を紹介します。

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目次

看護師が退職前に行う手続きについて

転職先が決まっている、
決まっていないに関わらず

確認しておくべきことは以下の3つのことになります。

  • 後任への引き継ぎ
  • 有給休暇の消化
  • 雇用保険・健康保険・年金の手続きの準備

後任への引き継ぎ

まずはきっちりやっておくべきことが
仕事の引き継ぎです。

円満退職をする上でも
しっかりと引き継ぎをしましょう。

引き継ぎが不十分だと
同僚の看護師も困るでしょう。

また、あなたが悪くはなくても
問題が起きると「辞めたあなたに責任がある」とされてしまいます。

関係がないからどうでも良いと思うかもしれませんが、
引き継ぎが不十分だと辞めたあとに電話がくることもあります。

関係のなくなった病院から何度も連絡があるのは、
はっきり言ってかなり面倒です。

引き継ぎのポイントは文書化

引き継ぎをバッチリとやるときに
おすすめが文書化することです。

文書化したら必ず引き継ぐ担当看護師だけでなく
看護師長など上司にもチェックをしてもらうようにしてください。

文書化することで
「説明してもらってない」ということがなくなります。

また、文書化することで
自分のやってきた仕事に対してより
理解が深まるためおすすめですよ。

振り返りをした経験は
次の病院でも活かすことができると思います。

まだ転職活動を開始していない方にとっては、
経験の棚卸しにもなります。

有給休暇の消化

恐らく多くの看護師さんは
有給休暇が余っているはずです。

可能なかぎり消化するようにしましょう。

買い取りをする病院であれば
使わなければお金になりますが、
そのような職場はごく少数でしょう。

一気に使うことが難しいので
退職を決心したらこまめに取得すると消化しやすいです。

雇用保険・健康保険・年金の確認

退職後には保険や年金の手続きが必要になります。

以下にそれぞれの確認項目を
記載いたしますので、

退職後にアタフタしないように
事前にチェックをしておくのがおすすめです。

雇用保険に関わる確認

  • 雇用保険被保険者証の有無の確認
  • 離職票の受取方法の確認

雇用保険は、転職先にいつ入職するかによって手続きも変わります。

1ヶ月以上の空白がある、もしくは、
就職先が決まっていない場合は、
国民保険もしくは被扶養者になる必要があります。

年金手帳の確認

  • 年金手帳の有無を確認

一般的には、ご自身で保管していることが多いですが、
病院によっては病院の総務で保管・管理していることもあります。

ご自身で保管しているのかわからない場合は、
勤務先の総務担当者へ確認をするといいでしょう。

もしも紛失してしまった場合には
年金手帳の再発行が必要です。

再発行には「年金手帳再交付申請書」を
指定の場所に申請する必要があります。

申請場所については市区町村役場、
年金事務所など年金の種類によって異なります。

健康保険証の返却

  • 健康保険証の返却(退職日)

退職をしたら当然ながら
現在の健康保険証は使用できません。

有給休暇の消化をする場合には、
いつ保険証を使うか分かりません。

退職日にわざわざ病院に行きたくない方も多いでしょうから、
郵送でも良いか確認をしておくと良いですよ。

尚、税金については
退職所得の受給に関する申告書を
提出する必要があります。

税金については辞める前にやっておくことは
それほど多くはありません。

やることとしては退職後になります。

求人サイトを活用しよう

退職するにあたって
確認することはたくさんあります。

しかし、保険や税金関係は複雑で
何だか良くわからないことも多いでしょう。

そのときに便利なのが
退職のサポートをしてくれる求人サイトです。

無理に使う必要はありませんが、
既に利用中であれば手続きなどやることを確認してみてください。

求人サイトのコンサルタントは
過去に多くの看護師をサポートしています。

そのため保険関係にも詳しいことがほとんどです。

忘れがちなことや保険に必要なこと、
退職前にやっておいた方がいいことなど
様々な面でサポートしてくれます。

特に保険関係は1日でも過ぎると大きく損をしたり、
後が大変になることもしばしば。

事前に確認をしておくことで、
スムーズに退職をすることが出来ますよ。

転職先が決まっていない看護師の確認事項

転職先が決まっていない看護師は、
ここで紹介する項目を参考にしてください。

  • 失業保険の受取方法および内容の確認
  • 退職後に必要な生活費の計算
  • 看護師寮の退出関係の確認および新居の確保

失業保険の受給

失業保険は受給条件の確認(新人看護師は受け取れない可能性あり)と
受給までの期間や金額を確認しておきましょう。

退職後の生活費の計算

当然ながら貯金を切り崩して
生活をするわけですから
生活費の計算をする必要があります。

忘れがちなのが税金の支払いですので、
その点も頭にいれておいてください。

場合によってはアルバイトをすることも
想定しておくといいです。

出来れば生活費程度はアルバイトで稼ぐというのが良いですね。

寮の退出

「寮をでるときに費用が発生しないか?」を
最低限確認をしておきましょう。

多くの人は実家に戻ることが多いと思いますが、
もしも一人暮らしをする場合は、

家賃の他に初期費用もかかりますので念頭においてください。

看護師が退職後に行う手続きについて

退職後にはいろいろと手続きが必要です。

面倒ですが順番をおっておこなえば簡単ですので、
必ず事前チェックをしておこないましょう。

すぐに転職をしない看護師さんは
保険や年金関係は提出や手続きが遅れてしまうと、
元に戻せない、損をすることがあるので必ず確認が必要です。

雇用保険

初回手続きをする場合

  • 雇用保険被保険者証、離職票1、離職票2(会社から受け取る)、住民票or運転免許証、写真(タテ3cm×ヨコ2.5cm)、印鑑

ハローワーク(公共職業安定所)で
失業給付を受給するために初回手続きをおこないます。

病院から離職票を受け取ったら
すぐに提出しましょう。

失業給付の認定をする場合

  • 雇用保険受給資格者証、失業認定申告書、印鑑

失業給付の手続きを終えたら失業の認定を受けます。

求職の申込み後に日付を指定されます。

年金

  • 年金手帳、基礎年金番号通知書、印鑑
    ※結婚などにより扶養にはいる場合は、夫婦の年金手帳、基礎年金番号通知書、健康保険証、印鑑

退職した翌日から14日以内に、
市町村役場の国民年金課に行き、手続きをおこないます。
※不要に入る場合は、扶養に入った日から30日以内におこないましょう。

健康保険

任意継続の手続きをする場合

  • 健康保険任意継続被保険者資格取得申請書、住民票、印鑑
    ※扶養者がいる場合は、健康保険被扶養者届も必要

任意継続の手続きをする場合は、
退職した翌日から20日以内に健康保険組合の指定場所に提出します。

国民健康保険の手続きをする場合

  • 国民健康保険被保険者資格届、退職証明書類、印鑑

国民健康保険に手続きをする場合は、
退職した翌日から14日以内に市町村役場の国民健康保険課に提出します。

税金

  • 確定申告書、源泉徴収票、保険料控除の書類・ローン控除の書類など、印鑑

退職した翌年の2月16日から3月15日の間に
確定申告が必要になります。

提出場所は住んでいる地域の税務署に提出します。

転職をする場合は転職先へ確認

期間を空けずに転職をする場合には
保険・税金関係は転職先に確認をすると良いでしょう。

転職前の病院で担当者が詳しく教えてくれる場合は良いのですが、
対応が急に適当になることもあります。

その場合は転職先を利用したり、
求人サイトのコンサルタントも詳しいため
やることを確認しておくとより安心できると思います。

おすすめの求人・転職サイト

転職サイトの中には
看護師を専門としたサイトがあります。

下記で紹介するものは
すべて無料の転職支援サイトなので

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看護師の求人・転職サイト Q&A

求人・転職サイトの利用で、お金がかかることはありますか?

当サイトで紹介している求人サイトは、登録~利用まで全て無料です。
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就職が決まる、決まらないに関わらず無料で利用できます。

求人・転職サイトはなぜ無料なのでしょうか?

あなたが求人サイト経由で転職をすると採用した側(病院)が、求人サイトに紹介料としてお金を支払うからです。

紹介料の相場は年収の2~4割と言われています。
紹介料の金額は企業によってことなりますが、一般的には3割が多いです。

求人・転職サイトを利用したいのですが、個人情報は大丈夫ですか?

意図的に何かに利用することはありません。(例えば、名簿会社に売るなど)

しかし、どんな企業においても情報漏えいの可能性があると考えれば絶対とは言い切れません。

心配な方はプライバシーマークを取得していて、上場している企業が良いですね。
上場企業には監査もありますし、株価に影響するため個人情報には徹底しています。

求人・転職サイトに登録後、電話はしつこいでしょうか?

登録するとほとんどのケースで電話かメールで連絡がくることになります。
これは今後のスケジュールを話すためです。

電話ではなくメール連絡が良い方はそのことを伝えるようにしてください。
また、使いたくない・使う必要がなくなった場合、そのことを先方に伝えれば電話はかかってこないです。

求人・転職サイトに登録後、迷惑メールがくることはありませんか?

迷惑メールではなく求人紹介のメールがくることになります。

就職が決まったあともメールがくるため配信を停止することも出来るため設定方法を聞いておくと良いですよ。

求人・転職サイトに登録した後の流れを教えてください。

登録をすると以下の流れで使用が開始されます

  1. 電話でスケジュール確認し面談日決定
  2. 電話、メール、対面で面談し経歴と希望条件を確認
  3. 複数の求人先を紹介される
  4. 求人先から受けてみたい病院を伝える
  5. 書類選考(履歴書等の添削サービスあり)
  6. 合格なら面接の日程調整とポイント説明(受かる人の特徴や質問内容など)
  7. 希望先と面接(コンサル同行のケースもある)
  8. 内定(入職意思があるなら入職日等をコンサルが調整)

求人サイトによって若干の違いがあるものの概ね上記のスケジュールで転職活動がすすみます。

求人・転職サイトのデメリットはありますか?

求人サイトを使うデメリットは2つあります。

  • 自分のペースで就職活動ができない
  • 天秤にかけられたときに不利になる

コンサルタントを介していますので、自分のペースでとはいかないこともあります。
この問題は事前にコンサルタントと会話をすることで防げます。

事前にどんなペースで転職をしたいかを話しておくようにしましょう。
ゆっくり、じっくり転職をしたい、短期間で決めたいなどコンサルタントと会話ができていないときに起こります。

天秤にかけられたときに不利になるケースを考えてみましょう。

  • Aさん:求人サイト経由で応募
  • Bさん:ハローワーク経由で応募
  • Cさん:ナースセンター経由で応募

上記の3人が最終選考まで残りました。
最終面接をしてAさん、Bさんが欲しいと病院が思ったとします。
そうするとBさんにだけ内定がでることがあります。

その理由が「紹介料」です。
Bさんは紹介料は必要なく入職してもらえます。
しかし、Aさんが入職となると病院は求人サイトに紹介料を支払います。

そのため天秤にかけられると不利になるわけです。
ただし、求人サイトもハローワークやナースセンターも同時に利用している病院は少ないです。

また求人サイト経由は選考を有利に進めることも出来るためメリットもあるといえます。
あとは個人の好みの問題といえるでしょう。

求人・転職サイトの利用に年齢制限はありますか?

年齢に関わらず利用できます。
求人数については若い方が多いですが、高齢看護師の求人もあります。

その他に看護師ではなく准看護師、助産師、保健師の求人もあります。

地方ですが、求人・転職サイトに求人はありますか?

地方ではまだまだハローワークの利用が多いですね。
確かに地方になると求人数は極端に少なくなる傾向はあります。

そのため求人サイトを利用するなら地方に拠点がありサイトを使いましょう。
拠点があるということは力を入れている地域であり、需要と供給のある地域ということ。

そういったところでは求人数は多くあります。
地方拠点があるサイトとしては、ナースではたらこマイナビ看護師などがあります。

求人・転職サイトのコンサルタントと気が合わない

求人サイトによっては簡単に変更が可能です。
コンサルタント変更は別の連絡窓口が設定されておりインターネット経由でできます。

コンサルタントと合う合わないは非常に大切なことです。
可哀想とか申し訳ないとか思う必要はありません。

求人・転職サイトを利用したいけど、自宅が遠いため面談が難しい

面談は電話でも行っている企業が多いです。
中にはメールでもできる求人サイトもあります。
実際に対面で面談をするのは50%程度、半数以上の看護師さんが電話面談をしています。
電話面談だから不利になるということはありません。

求人・転職サイトはiPhoneやスマホでも利用できますか?

パソコンを持っていなくても求人サイトはスマートフォンで見やすくなっています。
求人サイト登録もiPhoneやスマホで簡単にできます。

利用している8割以上がスマートフォンで利用しています。
求人の管理等もできるので、空き時間にもチェックできて便利ですよ。

求人・転職サイトの中に、短期間のアルバイトや派遣の求人はありますか?

求人サイトによってはアルバイトやパート、派遣の求人もあります。
短期間であればおすすめはナースパワーの「応援ナース制度」です。

3年以上の臨床経験が必要になりますが、月40万円以上の給料、家電付きアパート完備、電話面接など条件面がいいですよ。

求人・転職サイトはブランクがあっても利用できますか?

看護資格があれば誰でも利用可能です。
事前にブランク年数を伝えておくとスムーズに求人紹介をしてくれます。

条件を明確にしておくといいです。
例えば、事前の研修がある、日勤のみ、残業できないなどです。

条件面で重要なことが実態です。
いくら求人票に日勤のみ、残業なしとあっても実態は分かりません。

そこで求人サイトを利用する場合は、実態を確認するようにしましょう。
病院の情報に詳しいサイトもあるため、そういった求人サイトを利用すると良いですよ。

まとめ

本記事では下記の内容を紹介しました。

  • 看護師が退職前に行う手続きについて
  • 転職先が決まっていない看護師の確認項目
  • 看護師が退職後に行う手続きについて
  • おすすめの求人・転職サイト
  • 看護師の求人・転職サイト Q&A

今回ご紹介させていただいた
求人・転職サイトであれば、

条件の良い求人も豊富にありますので、
ぜひ参考にお役立ていただけますと幸いです。

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